プライバシーの漏洩とアポ電の関連性について


後にお金を奪うことが目的で資産状況を聞いてくる

近年、息子を名乗る人間が、「先日、実家に果物を送った」などと言ってきたあと、いろいろな理由をつけて資産状況を聞いてくる「アポ電」と呼ばれる電話が増えてきています。なぜ、こんな電話をかけてくるのかというと、当然、お金をだまし取るためです。先に資産状況を聞いてお金を持っていそうな高齢者に狙いをつけるというわけです。

では、なぜ犯人グループは「息子がいる高齢者」にピンポイントで電話をかけてこられるのでしょうか。これは多くの場合、名簿業者が学校の卒業アルバムの情報を所持しているからです。昔は個人情報の保護があまり重要視されていなかったので、卒業アルバムには生徒の名前と住所がすべて掲載されており、それが名簿業者によってデータベース化され、犯人はその情報を買って利用しているというわけです。

固定電話をやめるなどアポ電を受けない対策が必要

アポ電を受けたくないので、名簿業者が持っている自分に関する情報をすべて削除してほしいという高齢者も多いと思いますが、こうした情報は次から次へとコピーされているので完全に削除するのは困難といえます。

では、どうすればいいのかというと、電話を受けない工夫をした方がいいでしょう。たとえば固定電話をやめて携帯電話だけにするというのも一つの方法です。もし、犯人グループが学校の卒業名簿の情報だけを頼りにしているのであれば、固定電話をやめればかかってくることはありません。また、電話機で非通知の着信があっても呼び出し音を鳴らさないようにする設定を行うという方法もあります。

機密文書とは、秘密を保全しなければならない書類の事です。もっとも保全する必要があるものから順に極秘文書、秘文書、社外秘文書の3つに分類されます。